よくある苦労は身体的負担と人間関係
介護職員は高齢者のお風呂や排せつ、移動などの介助を行うため、体への負担が大きく身体的な苦労が多いイメージを持つ人もいる。介護職員の中には腰痛に悩まされている人も多く、一種の職業病ともいえるだろう。
だが介護職員の身体的負担を減らすため、機械による入浴を導入している施設がある。また施設形態によっては土日が休みの職場もあり、しっかりと休むことが可能だ。
※休日の多い職場に転職するコツ⇒介護職員の休日増やし隊
そのほかには、人間関係で悩む介護職員が多い。
例えば利用者との関係だ。施設に入居している高齢者の多くは、介護職員に介助してもらうことに感謝し、礼節のある態度で接してくれる。
しかし、中には介助してもらって当たり前という考えの人もおり、ちょっとしたことで暴言を吐かれたり、口をきいてもらえなかったりすることもあるのだ。役に立ちたいと思い頑張っているのに、コミュニケーションがうまく取れないことに悩んでしまうようだ。
また、職場の人間関係に苦労している人もいる。職場の人間関係は、介護職に限らずどんな職種でも起こりうる苦労だ。実際の人間関係は働いてからしかわからない。
特に、介護施設ではチームで働くことが多いため、人間関係が良くないと仕事でもぎくしゃくしてしまう。そうなると高齢者への介護にも影響が出てくるため注意しなければならない。
老舗の介護施設は人間関係が出来上がっていることが多いので、しがらみのない職場で働きたいなら新規オープンの施設を選ぶのが無難だろう。
最近のコメント